Erstehilfe Kurs Tag 2

今日は学校休みの日。でも私はいつもと同じ時間に起きて、 Erstehilfeのコースを受けに行ったのでしたw
時間通りに着いたのはいいけど、あれ?コースの先生がまだ来てないぞw
どうしたんだろなーまさか時間忘れちゃった?!なんて考えながらみんなダラダラ過ごしてたら、30分後に先生が来ました!
どうも車の調子が悪くて遅れてしまったとのこと。それなら仕方がないねw

さて、今日は前回の復習と、怪我やいろいろな症状への対 処法&応急措置の仕方を習いました。
復習の部分はすっ飛ばすとして(←?!)、まずはいろいろな症状への対処法。
今日習ったのは、熱射病、心臓まひ、脳まひ(っていうんだろうか???)など。
それぞれ症状の特徴があって、対処の方法も違います。
特に、安静にさせる姿勢は熱射病と心臓まひ・脳まひとでは真逆で、間違えると命にかかわるのでしっかり覚えましょう。
熱射病は、長い時間暑い戸外に居て太陽の光と熱にあたり、水を飲まなかったり日陰に行かなかったりすると頭がぼーっとしてフラフラしてくる症状です。脳の あたりに血が行きにくくなって、酸素が少なくなっているのです。
この場合はまず日陰に連れて行き、地面に寝かせて足を上にあげておきます。椅子やバッグなどで支えるといいでしょう。
こうすれば脳のほうに足にたまった血が戻っていって、循環がまたうまくいくようになります。
少し気分がよくなったのであれば、身体を起こして水を少しずつ飲ませます。一気にやるとむせてしまうので注意!

以上が熱射病への対応です。
次は、心臓まひや脳まひ。

これらは、心臓や脳の血管がコレステロールによって狭くなったり、ふさがれて血が通らなくなることにより出る症状です。
心臓まひの特徴は、汗を大量にかくことと、胴や腕の部分のあちこちに痛みを感じることです。
これは、心臓が頑張って血を送ろうと激しく動くために起こります。
脳まひの場合は、脳の一部が動かなくなってしまうので、身体のいろいろな部分が弛緩し、動かせられなくなってしまいます。特に顕著なのは口元の緩みで、口 の端がだらんと垂れてしまうそうです。
それから、目元や腕などもだらんとして、身体の半分が動かなくなります。右脳がやられていれば左半分が、左脳なら右半分がコントロールできなくなります…
この二つの症状が出た場合には、間違っても絶対に足を上にあげたりしてはいけません!!
足を上げると、足にたまった血が心臓や脳に一気に戻って、もともと激しく動いている部分に余計な圧力をかけてしまい、最悪の場合はこの突然の高血圧のせい で死んでしまいます。
なので、足だけはあげてはいけません。
その代わり、患者はイスに座らせましょう。こうすることでいくらかは楽になることが多いようです。
その後は必ず救急車を呼びましょう。そして、常に患者の様子を見て、気絶してもすぐリカバリーポジションやCPRをできるようにしましょう。
・・・ということです。心臓まひと脳まひだけは、絶対に足を上げてはいけません!!それ以外の症状は大抵足を上げても大丈夫なようです。

…続きます。